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原型製作から製品製作へ

2015年09月04日




今回はJJF初日のブログでも紹介した『ユリシスの舞』というネックレスで
原型製作から製品製作への流れについてご説明します


こちらがCADデータになります


a.jpg


CADデータは前回ご紹介した手順で造型し、キャストします

そしてこちらが原型のシルバー吹き上がりです


DSC_1520.JPG



こちらを仕上げて原型にします


2015-08-24-18-44-00_deco.jpg



仕上がった原型でゴム型をつくり、こちらの機械を使ってワックスをとります



DSC_1523.JPG


こちらがワックスです
実際に触ってみると、やわらかいプラスチックのような素材です


DSC_1522.JPG


このワックスをキャストしてようやく製品の仕上げがスタートします

製品は 下作り石留め最終仕上げ〔磨き〕 という順で仕上げます


BeautyPlus_20150824182603_save.jpg


石を留め終わった状態がこちらになります


DSC_1501.JPG   DSC_1503.JPG


そして、石を留め終わったパーツを組み合わせます


a.jpgDSC_1512.JPG



ここで、最初にご紹介したCAD画像と実際の商品を比較してみました
いかがでしょうか . . .
やはり、実物は輝きが異なります


また今回の商品は、レーザー刻印機を使って打刻しました。


DSC_1527.JPG        DSC_1531.JPG


こちらが、レーザーを打っているところです

写真では少し分かりにくいですが、刻印をしている部分に光が当たっているのを実際に見ることができます


00150001.JPG



最後に蝶の羽の部分の石を留めて完成です


DSC_1534.JPG


簡単な説明になってしまいましたが、以上のような手順で作業を行っております

最後まで読んでいただき、ありがとうございました




E.Sato    







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石友QUALITY

2015年07月17日

7月に入り、いよいよ夏の到来を感じますね 

石友はこの7月から、第45期目を迎えました。

今期も社員一丸となって盛り上げて行きたいところです 


今日は先日改めて感じたことを書きたいと思います。

きっかけとなったのは、前期末の棚卸し。

先月のブログにもありましたが、石友には豊富な材料があります。 膨〜大な量です。

そんなことで社員総出で取り掛かりました。

私は7人チームで、蟻んこの頭ほどの大きさの水晶をカウントしましたが、、、

これがやってもやっても減らない 

1日中していたら疲れが半端ないですたらーっ(汗) そして、疲れとともに弱音のオンパレード…

そんな時頭に浮かんだのが、石友のとある部署のこと。


石友にはセッティングと呼ばれる他には見られない特異な部署があり、7名の女性が

ダイヤモンドなどの石の検品を日々行っています。

彼女たちの仕事はというと、石の色や形、また傷や内包物がないかなど

ルーペを使用しグレードを選別しています。

セッティング画像.jpg  


セッティング画像2.JPG

蟻んこの頭ほどのダイヤモンドや色石を、何千、何万ピースと、驚くことに10個に1個などの割合で

チェックしているのではなく、1個1個、手元に1000ピースあれば全て調べています  

物凄い根気と集中力ですね 目目

ダイヤモンドを例にとって見ると、透明に見えるものでも白っぽかったり、黄色っぽかったり、

または茶色がかってたり…しているようです。 

天然のもの故に、微妙な違いがあるそうです。

リングを製作するにしても、彼女たちがこの微妙に異なるカラーを統一し、同グレードのものを

揃えるからこそより一層美しいものが完成するんです 


何が言いたいかと言いますと、

石友製品がハイクオリティである理由の1つは、

彼女たちの地道な検品・選別作業があるからこそ生み出されているんです 

もはや彼女たちも職人です。 言わば、スペシャリストですね 

会社見学に来られる機会がありましたら、ルーペ越しに彼女たちの世界を覗いて見てください ^^

セッティング画像3.jpg

セッティング画像4.JPG


※石友の製品ができるまでは こちらをどうぞ!! ⇒  石友製品

hoso

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原型製作についてA

2015年07月03日




今回は原型製作の中でも、造型についてお伝えします



弊社ではこちらの


IMG_20150410_200730.jpg

光造型機を使用しております



光造型機は、このような液状の樹脂に


IMG_20150622_180627.jpg


紫外線を当てることによって樹脂を硬化し、その積層を積み上げていくことによって
物体を形造っていく機械です

この樹脂は太陽光晴れでも硬化してしまうため、普段から取り扱いには十分注意が必要です


造型後の樹脂はアルコールで洗浄し、紫外線で硬化しますひらめき


また、造型後の樹脂にはサポートという今後の工程に
不要なパーツが含まれているためメスを使ってきれいに切り取ります


IMG_20150622_180344.jpg



実際にサポートを取り除いたものがこちらになります



IMG_20150622_180504.jpg


ここまでの作業が、原型製作における
造型の手順になります



最近、TVTVやイベントで3Dプリンターや3Dスキャナーなどの
最新技術が私たちの身近なところでも多く取り上げられています

ジュエリー業界でもこのような最新技術を使用し、製品が作られている
ということを理解していただければ幸いです




E.Sato         






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