石友の製品

石友では、製品になる前のﾀﾞｲﾔや色石を全て一つ一つ検品しています

その部署を品質管理課材料ｸﾞﾙｰﾌﾟ(通称ｾｯﾃｨﾝｸﾞ)というのですが、

ｾｯﾃｨﾝｸﾞでは石のｷｽﾞをみたりするだけではなく、

色石やﾀﾞｲﾔの色目も合わせます。

↑これは全てｱﾒｼｽﾄという紫色の石なのですが、

同じｱﾒｼｽﾄでも濃いものから薄いものまで

さまざまです

これを同じ色目で合わせることによって製品になった時より一層きれいに見えます

全てスタッフの手作業で行われています

こうしたスタッフの選定眼に石友のクオリティは支えられているのです

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ヤスリの紹介

日頃職人が使っている道具の紹介をします

今回は　「ヤスリ」　です。

ヤスリとは湯口をすったり形を整えたりするときに使います。

ヤスリにも種類がありますが場面によって使い分けます。

〜種類〜

細かいものから荒いものまであります。

荒目〜中目〜細目

写真だと分かりにくいですが、実際見てみると

荒目はガサガサしていて細目はサラっとしています。

荒目で大まかに形を決めてから細目で整えていきます。

道具の使い分けを覚えるのが大変でしたが

徐々に自分の感覚を磨いていきました。

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製品の仕上げについて

今回は製品仕上げの流れについて細かくご紹介します

まず原型の製作については過去にご紹介した記事がありますので、そちらをご覧下さい

〔製品により、作業手順は多少異なりますがご了承ください。〕

1　製品をキャストした吹き上がりをバレルに入れる

吹き上がりのリングの表面を一皮剥くイメージです

2　サイズ合わせ・湯口すり

リングサイズを合わせ、キャストをする際に使った湯口を削り取ります

3　リベッターをかける

リングの表面を締めます

4　やすりがけ

やすりで削り、形状を整えます

5　ゴムかけ

表面についたやすりの粗いキズを細かくします

6　バフ

円盤状の回転している布に研磨剤をつけて磨きます

〜ここまでの作業を弊社では下作りといいます〜

7　石留め

石を留める　リングの内側・外側を磨く　刻印を打つ　洗浄

8　磨き

最終仕上げ

完成

以上のような流れで製品の仕上げを行っております

弊社では社内一貫生産システムにより、以上のすべて工程を1人1人の職人が責任を持って行っております

肌寒い日が続いております

みなさん風邪に気をつけてお過ごし下さいませ

 E.Sato